2016/03/19

美の巨人たち 猿橋(さるはし)

 テレビをボンヤリ見ていたら、テレビ東京の「美の巨人たち」で 猿橋が紹介されていた。
日本三奇矯 錦帯橋 木曽の桟と並ぶ奇矯だそうだ。両岸から桔木(はねぎ)を出して、橋を架けた姿が、猿が木を渡る姿に似ていることから猿橋と言われたようだ。木造の橋であることから、20~30年に一度は掛け替えをされてきたものだそうだけど、現在の猿橋は昭和59年にかけられたそうだ。
 昭和59年といえば、keiは この猿橋の近くに住んでいた。ボンヤリとした記憶しか無いけど、長いことずーっと工事をしていて、完成したときに何かセレモニーがあって、橋を渡った記憶がある。それまでは、完全な木造の橋だったのが、芯に鉄骨を入れて、上に木をかぶせたという話を聞いて、当時は「安心だけど感動が薄いなぁ」って思った。身近すぎて、関心が沸かなかったのかも知れない。keiの嫁さんは、猿橋の隣町出身で、猿橋の近所で仕事をしていたけど、「一度も渡ったことは無い!」そうだ。
 番組の中で、猿橋の模型を探していたけど、見つからないので手作りをしているのを見て、「そういえば家にあったなぁ」って思い出した。枕元の出窓の上に、全長1メートル弱の巨大な猿橋が置いてあった。親戚から貰ったのだけど、あまり興味が無く、じっくり見たことが無かったけど、改めて見てみると、桔木や屋根の構造など結構忠実に作ってある。
 身近に普通にあるとありがたみがわかないけど、いけないことだね。このブログも、身近なものに目を向けるという趣旨で作っているのだった。気をつけよう・・・
 猿橋(さるはし)があるのは 大月市猿橋(さるはし)町なのだけど、地元の年寄りは「えんきょう」という場合もある。
日本三奇矯 猿橋
日本三奇矯 猿橋の模型

ブログランキング・にほんブログ村へ

0 件のコメント:

コメントを投稿