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2022/01/05

ガレージを建てる その13:固定資産税調査

 

遂に来た! 固定資産税調査
市役所からハガキで調査の連絡が来た。建築確認申請をしていたので、来るだろうとは思っていたけど、遂に来た。
市役所の担当者が二人で来た。予め用意しておいた敷地とガレージの図面を渡すと、目視で確認して、幾つか簡単な質問を受けた。
調査を受けて新たに判明したことがある。
●その1
 駐車場に実家の付属建物としてガレージを建設したので、ガレージの固定資産税はかかるが、ガレージ分の土地の固定資産税は安くなるそうだ。金額はまだ判らないけど、少しでも安くなれば嬉しい(*⌒▽⌒*)
●その2
 ガレージを建設したことで、市から県に通報するので、ガレージの不動産取得税が新たにかかるそうだ。う~ん ちょっと大変
さて いくら払うんだろう
 払えるかなぁ  ちょっと心配なのだ

【ガレージリンク】
ガレージを建てる その1 建築確認
ガレージを建てる その2 土地
ガレージを建てる その3 接道義務
ガレージを建てる その4 ブロック塀
ガレージを建てる その5 丁張り
ガレージを建てる その6 組み立て
ガレージを建てる その7 位置のズレ
ガレージを建てる その8:ズレは2センチ未満
ガレージを建てる その9:完成検査
・ガレージを建てる その10:有圧換気扇
ガレージを建てる その11:収容台数
#ガレージ
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2021/11/06

ガレージを建てる その12:床塗装

 

ガレージ 最後の仕上げ
 床を塗装した。4月頃に塗る予定だったけど、天気が悪かったり、気温が高かったりで先延ばしにしてしまった。気候も落ち着いて、塗りやすい季節になった。
塗料は 染めQ コンクリート床用 2液混合
広さは 約44平米なので 染めQ 10㎏ を2セット
周囲の壁をマスキングして、隅は筆塗り
そして、ローラー刷毛で塗っていく。塗料は粘度が高く、塗りやすい。
2日間に分けて二度塗り
塗料は2セット目が1/3程残った。
ガレージで車の整備をする予定はないので、汚す心配はしていないけど、コンクリートがタイヤで摩耗するのを防ぐことを期待している。
残った塗料は・・もう一度 上塗りしようか悩んでいる。
バイクガレージの床に塗るには少ないし、バイクガレージはゴムマットを敷いているので片付けが面倒だ。

イナバのスチール製ガレージで色気はないけど、これでガレージ作りは一段落
計画から一年ちょっと  なかなか遠い道のりだった。


#ガレージ




2021/07/22

Z900RS:バイクガレージに換気扇

 

バイクを納めているヨドコウ物置の中が灼熱地獄だ。
周囲、シャッター、天井が鉄板なのでホント~~に!熱い!
車のガレージには、建築時に有圧換気扇をつけた。それでも熱いけど、一定の効果は見られた。そこで、バイクガレージにも換気扇をつけることにした。
つけるのは
 ・普通の家庭用換気扇
 ・温度センサーで動かすので、風圧シャッター付き
のもの。
まず、換気扇を設置する木枠を作る。


これに換気扇をつけて、現物合わせで物置の鉄板に印をつけ、穴を開ける。


素人には鉄板を切る作業が一番の難関なのだ。ドリル、ジグソー、ディスクグラインダーを用意した。ジグソーが穏やかで切りやすいのだけど、振動が大きくてぶれやすい。そこで、慣れないディスクグラインダーを持ち出したのだけど、切断する位置を間違えてしまい、ズレた穴が開いてしまった。古い寸法線を消さずに残しておいたのが失敗の原因。このズレは、ゴムの詰め物とコーキングでごまかすことにした。

悩んだのが、外側につけるフード
思うようなフードが見つからない。そして気がついた。車のガレージについているイナバの換気扇フードが厚みもなく、コンパクトなのだ。木枠の両側にフードを留める金属製の枠をつける。そして、その上からフードを被せてネジで固定する。

フードがついたら、フードの周囲をコーキングしておく。
物置内部に温度センサースイッチを設置して完成。正味3時間くらいの作業。誤って開けてしまった穴の補修に時間をとられてしまった。壁面から浮いているのは、断熱材を入れる余地を残したもの。ここだけ断熱材を入れても仕方ないだろうけど、温度センサースイッチに輻射熱が影響するのを避けるため考え中なのだ。

効果は・・・微妙
 換気扇から熱風が出てくるので効果がないわけではないけど、やらないよりまし って感じかな
これでダメなら 有圧換気扇
 それとも 屋根に水を撒く
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2021/07/05

ガレージを建てる その11:収容台数

 

ガレージは 間口 7.2m   奥行き 6.5m シャッター2枚
 2台を納めるには十分だと考えていた。しかし、出来上がってみると、娘の車も入れることになり、ちょっと窮屈になってしまった。これなら、最初から3台分のガレージにしてしまっても良かったのかもしれない。いや ジムニーの分まで考えれば4台分にすれば良かったのか  欲を言えばきりがないし、金もない
 完成から半年  そろそろ床を塗ろうと計画中だ。ガレージ前が砂利なんで、出し入れのたびに小石がガレージ内に入ってしまう。

2021/03/20

ガレージを建てる その10:有圧式換気扇

 

ガレージに換気扇は必需品のようだ。シャッターを閉めたまま車のエンジンをかけると排ガスで死んでしまう。
 keiはエンジンをかけるとすぐに出かけてしまうので、必要ないかとも思ったのだけど、プレハブで夏には高温になること間違いなしなので、温度対策でつけることにした。
 普通のキッチンで使うような換気扇にしようかと思ったけど、調べてみると大きなスペースで使うには、「有圧式」というものが必要だと判明した。風などの圧力に負けないように空気に大きな圧力をかけるものだそうだ。それを温度センサースイッチを間に入れて設置した。
まだ、気温が低くて作動していないけど、真夏の日差しの中でどの程度効果があるのか、楽しみにしている。
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2021/02/04

ガレージを建てる その9:完成検査

 

ようやく完了検査が終了した。
明日 検査済証が交付されるそうだ。ここまで6ヶ月 長かったぁ
こんなに長くかかったのは、一番に建築基準法の確認申請をしたことだ。
 建築基準法では、柱があって、屋根があるものは物置だろうが、カーポートだろうが全て建築確認が必要になり、受けなければ違法建築だ。しかし、お金と時間がかかる。
 経費は
  建築士への報酬、手数料
  確認申請に伴う土木工事費用
    これが 全体の経費の20パーセントを超えた。
    土木工事がなくても10パーセント
 時間も、本来1,2ヶ月で完成するところが、6ヶ月超かかった。
世の中には、建築確認を受けていない、物置、カーポート、ガレージは一杯あるそうだ。9割以上が受けていないとする説もある。法律を守ることが大切なんだけど、この経費と時間を考えると、嫌になってしまう。車の車検では、重要な部品を車外品に交換した場合、メーカーが部品に添付する強度計算書をつければ簡略な手続きで部品交換が出来る。プレハブも大きな会社が作っていて、構造計算や施工図などがあるのだけれど、手続きは少しも簡単にできない。
 また、建築士は「1ミリもずれてはならない」と言うのだけれど、そんなことは無理だ。施工誤差や計測誤差などが生じることは当たり前なのだけど、甲府市は許容誤差の範囲を示していない。今回も10数ミリずれていることで、変更申請をするように指導を受けたようだけど、建物に建築基準法上で問題となるようなトラブルもなく、安全に建てられている。しかし、建築基準法施行規則にある「軽微な変更」の項目に「位置の移動」というものがないために変更申請が必要とする指導は疑問だ。敷地の長さから0.1%のズレが何の問題になるのか判らない。そもそも変更申請は、その趣旨が違う。床面積を変えたり、開口部の大きさを変えたり、天井の高さを変えるなど、建物の根幹に関わるような変更が「軽微な変更」ですみ、位置が2センチ弱ズレているのが変更申請っておかしいと思わないのかな
 建築士も市役所の代弁者になるのではなく、クライアントの立場に立って動いて欲しかった。
 検査は、運転手付きの車に乗った住宅性能評価機構の人が現れて、計測するわけでもなく、ガレージを一瞥して終了した。まぁ 建築士が提出した書類、図面だったから簡単に通ったのだろう。俺がやっていたらきっちり計測したんだろうと思うことにした。
 法律を守る気持ちはあるけど、萎えるなぁ
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ガレージを建てる その8:ズレは2センチ未満

 

2月上旬 ようやく完了検査(完了審査)が行われた。
そこで驚くべきことが判明した。建物のズレが7センチだとばかり思っていたのだけど、建築士は「10数ミリ違っていた」って言うんだ。2センチ弱だそうだ。
そして、「1ミリでもずれるわけにはいかない」ともいっていた。
ええ~っっ!! (゚∀゚) 
 それで変更届を出していたのだ 
 それで 一ヶ月 余分にかかったのだ
う~ん(゚д゚)
2センチとして敷地の長さから0.1%  
 なんで こんなことを気にするかな!
市役所の建築指導課に相談して、「変更届」となったらしいけど、嘘みたいな話だな」

上物を作った業者さんが心配して見に来てくれたようだけど、その業者曰く
「今回の基礎は良く出来ていた。電動シャッターはシビアで、ズレがあると動きが悪いが、今回は全く問題が無かった
だいたい、数センチずれていたら上物は建たない」
ということだそうだ。
他にも言いたいことは い~っっぱい ある!
 それは 次の「完了検査}で
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2021/02/02

ガレージを建てる その7:位置のズレ


 令和2年年末にようやくガレージが完成した。
でも、まだ使えない・・・ 完了検査(完了審査)が終わっておらず、検査済証がもらえていないのだ。
 通常であれば、
   完成から4日以内に審査の申請
   申請から7日以内に審査
となるはず・・・・
年末年始を挟んだので、このとおりにはいかないとは思ってたけど、一ヶ月経過した令和3年1月31日現在、建築士からは未だに何の連絡もない。
 1月4日 建築士が現場に来たそうだ。嫁さんが話をしたのだけど、メジャーで敷地や建物を測って、「位置がずれている」と言っていたそうだ。業者から聞いた話では、「ガレージの先端が7センチ2センチ弱ズレている」ということらしい。
心配して 土建屋さんも見に来てくれたようだけど、
  隣地との距離は計画どおり
  基礎の形も計画どおり
じゃぁ 何故 ずれているんだろう
 説明がないのでよく判らない
業者の話では、建築士が市役所へ相談し、「計画変更届をだす」という指導を受けたようだ。ネットで調べてみると、この変更届って、確認申請をやり直す程の大変な作業のようだ。そもそも、計画変更届ってのは
 例えば
  壁を作る予定だったのをやめた
というように、当初の計画を変更した場合に必要なもので、だからこそ確認申請と同じ程度の詳しい書類が必要になるのだ。今回の場合、計画を変更したわけではない。計画と数値が違っていたものなのだ。だから数値の修正をするのが正しいのではないかと思う。

また、もしずれていたとしても
 ・ずれは敷地全体から比べれば0.3%0.01%の違いだ 
それってそれほど大きなことなのかと疑問がわいた。
今回の場合は、ガレージの先端から北側の道路までの距離がずれているのだ。一般的な確認申請の図面には前面道路までの距離が記載されていることが多い。しかし、今回の土地は、市から「接道がない」と指摘されて、別途それに応じた申請をしたところだ。
市役所が「道路がない」って言っているのだから、そんな距離を記載しなければいいのではないか。建物位置の特定をしたければ、もっと短い距離の場所でやる方が間違いが少ない気がする。
 メジャーで測ってみると、
 ・隣地境界線からの距離は計画どおり
 ・基礎の直角も、各辺の長さも正しい
でも、道路との距離が7センチ2センチずれている。
 計画変更届を出したとしても、そもそもの距離が違うのだから、合わせようがない。
確認申請時の測量の誤りとして、修正で対応するのが一番ではないかと思うのだけど、建築士にすれば許せないのかなぁ
 そういえば 11月の丁張りの時、建築士が「僅かなズレも許されない」ってなことを言ってた
   まだ 続く


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2021/02/01

ガレージを建てる その6:組み立て

 

12月下旬
 基礎工事が終了し、いよいよ上物の設置が始まる。
 プレハブ屋さんは、
「位置がずれると大変です。基礎を測らせてもらいます」
と言って、完成した基礎を細かく測っていた。
工事は、2日間で組み立てが終わった。
電動シャッターの動きもスムースだ。基礎にゆがみがあるとシャッターの動きが悪くなるそうだ。

次は  シャッター前のコンクリート打設
最後に 電気工事 
 LED蛍光灯と換気扇を設置してもらった。
換気扇は 有圧式換気扇を温度センサーを介して、一定温度以上で動かすことにした。
 一般の換気扇は窓や外壁に取り付けて運転する方式のため、空気抵抗があると極端に風量が低下するけど、有圧式換気扇はある程度の静圧をとっても風量が低下しないように設計されている換気扇だそうだ。値段は普通の換気扇の2,3倍する。ちょっと音がうるさいけどパワーがあるのだ。温度センサーで自動運転したいので、普通の換気扇のようなひもを引っ張る型式のものはダメ。風圧シャッターも必要になる。

 全て終了したのが12月末
完了検査は 年明け 
  まだ 続く
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ガレージを建てる その5:丁張り


11月下旬 ようやくガレージの工事に入りそうだ。ここまで4ヶ月(;_;)
 業者、建築士、土建屋さん達が集まって「丁張り」という作業を行った。
建物の位置や高さを決める非常に大事な作業だそうだ。
木杭で位置を決め、水糸を張っていく。ミリ単位の緻密な作業だ。
建築士曰く 「位置がずれると完了検査が通らないから大切だ」とのこと。
  この言葉が後の伏線になる。
 何度も何度も測って位置を決めていく。

丁張りが終わると、土建屋さんが基礎屋を連れて基礎作りを始めた。
砂利を撤去し、捨てコンを打ち、配筋をして、コンクリートを打つ
 なかなか 手際が良い
12月半ばには 基礎工事が終了した。
次は プレハブ屋の出番だ。
 今年中に 完成は無理かな   続く
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2021/01/31

ガレージを建てる その4:ブロック塀が違反

また問題が発生した。

ガレージは B の付属建物として A' に建築することで、確認申請を進めていたのだけど、建築士が市役所建築指導課から
  Bの周囲にあるブロック塀(赤線の部分)が建築基準法に違反している
  是正しなければ許可にならない
と言われたそうだ。

 ブロック塀は高さ1.2メートルを超える場合、長さ3.4メートルごとに控え壁を入れなければならないそうだ。Bのブロック塀は、昔の基準で作ったもので、控え壁はあるものの数が足りないことが判明した。A'との境にあるブロックは6段120㎝で、OKかと思ったら、基礎部分が数㎝あるからダメだそうだ。(土なら被せてブロック塀まで埋めてしまえば判らない)
A'の方が約60センチ高く、A'側にブロック3段目までコンクリート製の擁壁があって支えていて、ガレージを建てる場所には関係ないのだけどね。東側はブロック5段目付近までは裏側にコンクリート擁壁があって、裏から支えているのだけどダメだそうだ。
 業者と相談して、
  A’に接した塀は、上をカットして120センチ以下とする
  東側の塀は、控え壁を追加する
ことにした。仕方がない・・・これで 約30万円
 このとき、ブロック塀の端の部分
 この塀は既存のL字型で、基礎も地中に40センチ以上入ったものなのだけど、建築指導課では、「角の端から80センチ以内に控え壁を入れなければならない」と言われた。
 角の部分は、L字型になっている既存の壁が控え壁になるのではないかと思ったが、「基礎の状況や鉄筋の状況が判らないからダメ」とのこと。(下図 緑で塗りつぶした部分にも控え壁を入れる必要があるという) 大変だ

 これを言い出すと、古いものは全て壊してみなければ判らないという理論になってしまうのではないか・・と食い下がったけどダメだった。
 ただ、このとき判ったのが、市役所建築指導課は
  「許可するかを判断するのはうちではなく民間です」
と言ったのだ。 はぁ~  どういうこと?
 調べてみると 甲府市は「公益社団法人山梨県建築技術センター」ってところが建築確認をやっているそうなのだ。市役所が判断するとばかり思って相談していたのに、なんか無駄だね 
 言いたいことは山ほどあるけど、言い出すと先に進まないので、仕方がなく市役所の指導に従って工事を進めることにした。 
 控え壁 造るのも タダじゃないんだな
11月中旬  ブロック塀の工事が終了し ようやく確認申請を提出した。
 まだ ガレージの工事は始まらない   続く




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2021/01/30

ガレージを建てる その3:接道義務

 道路があるのに 道路じゃない って 変な話になってきた😠

建築士と打合せをする中で明らかになったことがあった。
この地域は、都市計画法で「第二種低層住宅専用地域」(数年前は第一種だった)に指定されていて、この地域では  
  更地に単独でガレージを建てることができない
ことが判明した。
 では、どうするかというと
  実家(B)の付属建物としてガレージを建てる
という方法にすることとなった。
9月 建築士から連絡があり
 市の建築指導課に相談したところ
  A'に接している幅員4mの道(ピンクの部分)が建築基準法上の道路ではない
  建築基準法の接道義務がクリアできない
と言われたそうだ。建築基準法第42条1項には、法上の道路について定められており、北側の道路は市道の認定がされていない「空地」となっていることを言われたそうだ。
 そもそも、この道路は
 ・少なくとも明治時代から存在し市民の通行の用に供していた
   (古地図、航空写真がある)
 ・県道と市道を結ぶ道
 ・甲府市が管理して舗装、上下水道、街灯等の整備をしている
 ・幅員4メートル以上
 ・公図には「道」と記載され、接する県道から続いた一筆の地目
 ・境界のない公図上の「道」を県は県道と認定している
 ・公衆衛生上、防災、安全上の問題はない
 ・多くの市民、車両が通行、児童の通学路
となっている場所である。
 用途地域が指定されたときに存在していたことは明らかで、道路としての安全性、必要性、要件も備えているので、法42条1項3号の道路として認められるのではないかと考えたのだけど、市役所建築指導課の見解は「ダメです。法施行時に存在していたことが証明できない(古い公図、航空写真しかない)」との結論であった。
 では、どうするか
   法43条第2項2号   
     別途申請料がかかる。
の許可を得る。
 どう考えても 甲府市が管理し、市民が安全に利用している道路の形状をした場所が「道路じゃない」っておかしいと思う。けど・・・これを言い出すといつまで経ってもガレージは出来ないのだ。
 この許可を得るのに 3週間  既に10月に入ってしまった。
 まだ 先は長い   続く
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ガレージを建てる その2:土地

AからA'方向を見たところ
 

敷地の位置関係

 A が自宅   
 B が実家
 A' が建てようとしている土地
約60年前に両親が A'に住んでいた Sさん からBを購入して、以来住んでいる。購入当時は周囲は畑で、A''が細長い道路のような形状だったので、奥まった B を購入したそうだ。Bの周囲は全て桑畑だったそうだ。
 しばらくして Sさん が亡くなった。子供のいなかった Sさん の土地 A'、A''、A''' は、遠縁の Fさん が相続をした。
 調べてみると道路だと思っていたA''の地目は宅地であった。Fさん は、A'とA'''に借家を建て、keiの家の通行に難癖をつけ、「人が通れる幅があればいいだろう」といった言い分をしてきた。なんどか話し合いをしたが、埒があかず、keiの両親は裁判で囲繞地通行権を争うこととした。
 Fさん は土地に境界線、土留め、塀を一切作らない人で、雨が降ると土が流れ込むなど問題があったので、仕方なくkeiの両親が全額を出して境界線にコンクリート壁を作っていた。
それも一杯に造ると文句を言われるので、境界線から両親の敷地内に数十㎝下がった位置に壁を作って対応していた。近年行われた地籍調査でも、Fさんは数㎝にこだわり、両親が作った境界線のコンクリートがかけて無くなっている部分を自分のものだと言い出す始末だった。
 裁判では両親の訴えが認められ、A''に囲繞地通行権が認められることになった。
 平成14年、実家の南側の桑畑、梅畑等が一括して宅地開発されることになった。実家に続く A を購入した。これで、道路で悩むことはなくなったが、名義が違うので実家は相変わらず囲繞地であった。
 平成28年 不動産屋が訪ねてきて「A''の土地のことを聞きたい」とのことであった。FさんからA'、A''、A'''の売却を依頼され現場を見に来て、keiの実家の玄関の位置を見て、A''にはいわくがあると思ったそうだ。
 これまでの経緯を話し、囲繞地通行権がある旨を話した。不動産屋は、「A’は売れても、A''は囲繞地通行権が設定されている、A'''は入口が1.8mしかなく、他に入口がないので、実家がある限り家は建てられない」のだそうだ。  
 価格を聞くと、非常に格安であるが、条件があり、それは「全てを一括で購入すること」であった。
 まさかFさんの土地が手に入るとは思っていなかった。Fさんもうちには売りたくなかっただろうが不動産屋が説得したようだ。
 自宅のローンも残っていて大変だったけど、銀行に頭を下げ、息子を保証人にして金を借りて購入することが出来た。keiの家にとっては因縁の土地だっただけに、うれしかった。ただ、周囲にコンクリートで境界をして、フェンスを作って、砂利を入れて 結構大変な出費だった。
 嫁さんには迷惑をかけたな

 で 長くなったけど、ガレージを建てようとしているのは、自宅から実家を挟んだ北側にあるA'の土地(黄色い四角)
 駐車場に貸しているところなので、平らで、砂利が敷いてある。近くの銀行の撤退で、駐車枠が幾つか空いたので丁度いい
 A'は北側には 幅員4メートルの舗装道路があり、県道に繋がっている。また、AからB、BからA'には開口部を設け、コンクリート舗装をして車の通行が出来るようになっている。Aの南側は6メートルの舗装道路
 このときは 簡単に建つ って思っていた・・・  続く

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2021/01/29

ガレージを建てる その1:建築確認

 

令和2年7月 ガレージを作ろうと思い立った。
これまで何度か家の周りの工事をお願いしている業者さんに要望を伝え、見積ってもらった。
 ここで気になったのは、建築確認が必要かどうか ということ
調べてみると、柱と屋根があるものを建てるには建築確認をとらなければならないようだ。  
 業者さんは
 「ガレージで確認をとる人は殆どいない。」
と言っていた。
 建築確認をとらずに問題となるのは、近隣からの通報で発覚することが殆どなようである。作ってしまえば撤去命令などは、よほど危険な建物でなければ出されることは無いそうだ。今回作ろうとしているのは、しっかりしたメーカー製のものなので、危険性は非常に低い。
 しかし、市役所から指導を受けると、工事に携わってくれる業者が公共工事などで不利益を受けることにもなりかねない。
 数年前に敷地内にフェンスを建てようとしたとき、隣の家がkeiの敷地に越境している庭木を切ってくれず苦労したことがあった。
今度も、そこの直近に建てようとしているので、通報されてはかなわない。面倒だけど、正規の手続きで建築確認を受けることにした。
 申請を自分でやろうかと思ったのだけど、役所の建築指導課曰く、「素人にも出来ないことはないけど現実的じゃない」とのことで、業者さんに建築士に依頼してもらうことにした。料金は20万円前後かかるらしい。
   ※結局 建築確認、検査、建築士費用 だけで35万円!
    違法建築が増えるのも判るな
 8月中に何度か打ち合わせをして、ガレージ作りがスタートした。
  2ヶ月くらいで完成かな って 安易に考えていた・・・
                           続く
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