2021/06/20

プラモ:零式水上観測機

 


零式水上観測機

ハセガワ模型の「零式水上観測機」
零式といっても 有名な零戦(零式艦上戦闘機)とは別物だ。皇紀2600年に採用されたので、零式という。戦艦の着弾を観測するのが主たる目的だったらしいけど、その目的どおりには使われなかったそうだ。
全金属製の複葉機
 新しいんだか古いんだかよく判らない。時速は370キロ・・着弾観測という目的からすれば、速度はこんなもの
小回りがきいて、格闘戦が得意なところは、日本人好みだったんだろうね
 飛行機の模型って、たいていがコックピットが細かく作り込んであるのだけど、ハセガワ製のこのプラモも、細かな部品がびっしり作り込んである。非常に組み立て難く、塗装もやりにくい。なのに 完成してしまうと殆ど見ることが出来ないのだ。
塗装は サフェーサーを塗った上に塗装する。
どこまで組み立てて塗装をするか、悩んだけど
上の翼は一番後回しで、それ以外尾翼やフロートやエンジンなどを組んだ状態で塗装した。
最初に背面色
 そして マスキングをして上面の濃緑色を重ねる。
デカールを貼っていく。
敵味方識別帯は塗装した方が綺麗なんだけど、色を作るのが面倒で、デカールを使ってしまった。また、尾翼にある5本の白線は塗装でやるにはしんどい。だけど、デカールの品質は今ひとつで、塗装すれば良かったって反省している。
デカールは、非常に厚みがあって、貼った感が有り有りと出てしまう。このあたりは田宮模型のデカールの方がいいな。
厚くてしっかりしているので、マークフィッターとマークソフターは必須だ。
マークフィッターを塗ったところに、水に濡らして剥がれたデカールを載せていく。平筆と綿棒で水気を抜く。マークソフターを塗って、上からティッシュで押さえていく、最後は指の腹で凸凹になじませるよう押しつける。
成型の筋の部分に、黒とグレーで墨入れをして、エナメル溶剤で拭き取っていく。余りメリハリのきいた、くっきりした墨入れは好きじゃない。
機体全体も、グレーの墨入れ塗料で拭いて、ぼんやりくすんだ感じを出した。
 デカールが乾いたら、全体につや消しクリアーを吹いて、テカリを抑えておく。

キャノピーは筆塗り マスキングしてスプレーで吹けば綺麗なんだけど、マスキングが大変なのだ。はみ出したところは爪楊枝で削りながら修正していく。
完成して一安心したところで、床に落としてしまい、一部破損してしまったけど、なんとか形にはなった
#ハセガワ模型
#零式水上観測機

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