2012/01/02

雑煮(Soul Foods)

【Festive food for the Japanese New Year】
山梨県を大まかに分けると、郡内と国中に分けられる。
郡内というのは、御坂山塊から東側を指し、国中というのは甲府盆地一帯を指している。
郡内では、川は西から東に流れ、川にはヤマメが生息している。
国中では、川は北から南に流れ、川にはアマゴが生息している。(昔はね)
二つの地域は、気候風土も違い、現在のような交通や通信が発達する以前には、それぞれに独立した文化が栄えていたと思う。
お正月に食べるお雑煮は、一般的には
  • 郡内は味噌味 餅は四角 餅は焼かない
  • 国中は醤油味 餅は四角 餅は焼く
という風だ。(異論もあるかもしれないが、あくまでも一般的に・・ということで)
keiは国中生まれ、嫁さんは郡内生まれ 最近のお雑煮は 薄口の醤油味に落ち着いてきた。雑煮というのは、その漢字のとおり、色々な野菜や肉などを煮たものが原型だと思うけど、keiは、ゴチャゴチャ野菜などが入っているのが好きではないので、だんだん具が少なくなり、近年は「すまし汁に焼き餅を入れただけ」という風な非常にサッパリしたものになった。
香ばしい焼き餅に、薄口のすまし汁が染みこんで、餅本来の味が際だつのだ。
改めて考えてみると、これでは雑煮とは云えないかもしれないが、keiはこういうのが好きなんだ。
雑煮のような料理は、地域ごとの事情を表しているようで面白い。
ソウルフードだなと思う。
keiの家の雑煮
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