2014/05/24

タイガー計算機(機械式計算機)

電卓が使われる以前、機械式計算機というものがあったそうだ。
日本で有名なのは タイガー計算機で、調べてみると大正時代から昭和45年頃まで作られていたらしい。
四則計算ができ、ハンドルをぐるぐる回すと計算結果が表示されるものだ。電卓が開発されて、消えていったものだ。
keiは30数年前の大学時代にこれを見たことがある。昭和50年代前半だから、既に製造中止になっていたと思うけど、ラリー車のコ・ドライバー席についていたのを見た。当時はラリーコンピュータなんてなくて、殆どの車が円盤形の計算尺を使っていたのだけど、黒くて巨大な計算機が車に固定してあったのを鮮烈に覚えている。理科大の自動車部だったと記憶しているけど、なんか威圧感を覚えたのと、彼らは別な競技をしているような違和感を覚えた。
 最近になって、ネットでタイガー計算機を見つけて、なにか非常に懐かしい気がして、後先考えずに購入してみた。
 タイガー計算機は、約50年の歴史の中で、6回モデルチェンジをしているが、keiが購入したのは戦後すぐに発売された3型だ。
 無骨な作りと、どっしりした重量感は堪らないものがある。
 使い方は よく判っていないのだけど、貴重なものを手に入れた満足感に浸っている。
もっと精巧な作りの クルタ という計算機もあるのだけど、これは高すぎて手が出ない。(ものすごく欲しいのだけど・・・数十万円では ちょっと・・・)

テレビの骨董品を評価する番組で、年寄りが古いものを集めているのを、昔は「酔狂な・・・」なんて思っていたけど、なんか最近は気持ちが分かる気がしてきた。今 手に入れなければ 二度と手に入らないのではないかという強迫観念に駆られるのだ。過去、若気の至りで手放してしまって、取り戻せないもの・・・CB400FORE  ホンダの名前を忘れてしまったオフロードバイク 等 
 だから、つい集めてしまう
今は 大きなものは大変なので
 腕時計・・・ 50年くらい前の国産時計が幾つかあるけどメンテナンスにお金がかかる
 カメラ・・・  倉庫で眠っていたレンジファインダーカメラを手に入れたけどkeiは写真を撮らない
がらくたが 貯まっていく気がする。
keiが死んだら ゴミだね



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