2011/08/23

外来生物(Alien species ) 草魚

武田神社の堀には大きな鯉がたくさんいる。白鳥やカモと一緒に悠々と泳いでいるのだが、ちょっと雰囲気の違うヤツを見つけた。他の鯉より大きく、いつも鯉の少し下を泳いでいる。背びれが小っちゃくて、顔が扁平で、口が横に広い。
調べてみたところ、たぶん「草魚」(ソウギョ)だと思う。日本生態学会の「日本の侵略的外来種ワースト100」に選定されている魚だ。(゚0゚*)ホ--ッッ!!!
草魚は、中国原産の鯉科の淡水魚で、草食の魚である。食用とするため日本に移入されたが、旺盛な食欲で、貴重な植物までも食べ尽くすことや、大漁の糞が水質汚濁の原因になるらしい。
産卵の方法から、利根川水系でしか繁殖できないといわれているが、全国各地で発見されていることから、他でも繁殖の可能性があるのかもしれない。
武田神社では、流れ出る川がなく、繁殖の心配はないのだけど、本来居るべき魚ではない。
この堀では、草魚の他にブルーギル、ミシシッピーアカミミガメを見かける。
誰が放したか知らないが、迷惑な話だ。
でも、これって、同じような話はいっぱいある。
生態系のことを考えずに、魚を放流する人もいるし、植物を植える人もいる。
身勝手だねぇ

●湯村山のヤマユリ1 http://kei-sanpo.blogspot.com/2011/07/lilium.html
●湯村山のヤマユリ2 http://kei-sanpo.blogspot.com/2011/07/httpwww.html

grass carp
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